キャサリン


作词 : john
作曲 : john
雑居ビルの裏 天使の羽が
ユラユラ舞うのを見ました
きっとそれはラテンの様な
心地の良い耳触りで

私にちょっと棘を差し向け
慇懃に笑ったキャサリン
毎夜毎夜の悪夢の中で手招きしてました

蓮の葉の上 曇天模様
意識も虚な私の
心の柔らかい場所へと
深く刺し込んだナイフで

カラフルな色の血液を飛ばし
ブロンドの髪染めたキャサリン
鼻歌混じりに今日も街を行く

ねぇちょっと
生命揶揄ってんじゃないの
朦朧とした言葉が木霊した
生命揶揄ってんじゃないの
何も知らぬままで痛いわ
例えばこんな千鳥足の帰り道
アンタ、アンタに逢えるなら
生命揶揄っておくれよ
嗚呼 麗しのキャサリン

僕はきっと冥界の最中
酔いも醒めずにいました
足音だけ大きく響き
深呼吸すら出来ないで

パズルの様に記憶に色が
戻ってきたんだキャサリン
アンタの言いなりにはなれやしない

ねぇちょっと
何もかも嫌になっちまうよ
堂々と生きられる様になりたい
何か絡まってんだきっと
頭の中とても痛いわ
闇夜の空に金切声 響いた
アンタ、アンタに逢いたいわ
全て無駄にしておくれよ
嗚呼 愛おしきキャサリン

死に損ないの私だけれど
愛してくれてアリガトウね
心の味はどうだったかい
何時か教えてくれ

生命揶揄ってんじゃないの
朦朧とした言葉が木霊した
生命を馬鹿にすんじゃねえよ
何も知らぬままで痛いわ
例えばこんな千鳥足の帰り道
アンタ、アンタに逢えるなら
生命揶揄っておくれよ
嗚呼 麗しのキャサリン
麗しのキャサリン

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