記憶の中　微かに揺れている
愛しい景色求めて
どんなに彷徨い歩いても
また同じ場所に戻るだけ

いつの間か迷い込んでしまった
広い砂漠の真ん中で
いつか咲いた花も色褪せて
僕ら感じることを忘れている

涙の泉は枯れて
心が冷たくなって
凍てつく砂漠の夜に震えている
貴方がいる
痛みも感じなくなって
理由もわからなくなって
それでいいはずがないと踠いている

残酷なほど澄み渡る夜空の
光でさえ冷たくて
いつしか祈ることも忘れて
僕ら流れる星を見落とした

響いた歌声にさえ
心が動かなくなって
凍てつく砂漠の夜に震えている
貴方がいる
時計の針が止まって
自分を許せなくなって
それでいいはずがないと分っている

涙の泉は枯れて
心が冷たくなって
凍てつく砂漠の夜に震えてる
貴方がいる
痛みも感じなくなって
理由もわからなくなって
それでいいはずがないと踠いている

優しい雨が降って
柔らかな陽が照って
綺麗な花が咲くように
祈っている

感じることをどうかやめないで