年を越さずに初めての雪　街に今年も冬が来たね
かじかんだ手に赤くなった頬　無邪気に笑う君の笑顔

カフカスの山も白くなって　灰色の空にとけこんで

雪が積もる冬の景色に
きみがそっとソリを滑らせてゆくよ
うさぎのウシャンカがよく似合っているね
きみが大好き

轍（わだち）に沿って二人で歩く　降り続けてる雪の中を
手袋越しに繋いだ指を　離さない様に握りしめた

シベリアの土も凍り付いて　街に響くのは鐘の音

雪が積もる冬の景色に
きみがそっとソリを滑らせてゆくよ
うさぎのウシャンカがよく似合っているね
きみが大好き

キラキラに輝く　街の灯がうれしい
小さな頃に見上げた　もみの木も

雪が積もる冬の景色に
きみがそっとソリを滑らせてゆくよ
うさぎのウシャンカがよく似合っているね
きみが大好き

カフカスの山も白くなって　灰色の空にとけこんで