目覚めよ少女よ
ああ こぼれおちる ような ほしぞら
どこからきて どこへ きえてゆく あれは——
何もない 未開の精神から
彷徨える 視線 とおく 目が合った
なにかが はじまる という
そんなおもいにさえも満たない 微かな兆し
遠くへ ずっと遠くへ
そんな言葉を象り初めていく
ひとすじのひらめきに
——目覚めよ少女よ
宿り初めた曖昧なその光
それはきっと大きく瞠かれていくだろう
漠然とした無形さのただなか
ある日世界の広さ 識るように
飛び込んだ星の光こそは——
新たな幻想を少女のこころに齎(もたら)すか
いま 小さなせかいに光り輝く
ただ 降り注ぐ夢幻 彗星直下(すいせいちょっか)
まだ なにもかも知らぬ かたちがゆえに
なら どんな理想さえも 形作ろう
目覚めよ少女よ......
我思う ゆえに 譲りはせず
か細くも確かなその自我のはじまりを
ああこの身を器としたとても
"それ"の意志ごと 道連れにしよう 何処までも
いま 小さなせかいが光に満ちる
ただ 降り仰ぐばかり 蒼穹天下(そうきゅうてんか)
さあ 想いただ一途 強めていけば
みな 望むそのすべて 叶えるだろう
そうだ 今こそはっきりと瞳を瞠け
その手 握るもの全て見逃すなかれ
現に 世界はこんなにも不思議に満ちて
だから その物語よ 無限の彼方
目覚めよ少女よ
目覚めよ少女よ